【会社の将来】WEB制作会社と企業の関係性を考えてみる
2023/10/12
ここ最近多くのお客様からお問い合わせをいただいており、非常に忙しく、また嬉しい日々を送らさせていただいております。その中で多くの方からいただくご質問として「本当に成果報酬でホームページを制作できるのですか?」とか「初期費用は1円もかからないのですか?」など聞かれますが、答えは両方とも【Yes】です。
当ホームページやこのブログでも何度も取り上げていますが
- 初期制作費用や月額費用はいただかない
- 成果(売上)が出てから初めて報酬をいただく
のが弊社るじねっとのやり方であり、逆に成果報酬以外でホームページを作っていません。
また制作における姿勢も「一生涯お付き合いする覚悟」でホームページを制作するため、作って終わりではなく常に変化を加えていくお約束で制作します。さらに詳しいことは過去の記事「成果報酬型ホームページを作成できるのはるじねっと」で書いてあります。
しかしながら、弊社のような「完全成果報酬型」というスタイルでホームページ制作をしている会社は福井はおろか、世の中のほとんどないのが現状で、
という上下関係の前提で話をしてくる方が多くいらっしゃいます。成果報酬型が浸透していないためWEB会社が「下請け感」なのは仕方がないことなのですが、個人的には辛いところがあります。
そこで今回は企業とWEB制作会社の関係性について、「どうあるべきか」「どうなっていくと良いのか」をこのブログを通じて考えてみたいと思います。
なぜWEB制作会社は「下請け気質」なのか
そもそもなぜホームページ制作業界全般が「下請け気質」なのかを考えてみたいと思います。
歴史背景から考えてみる
自社でホームページを持つ企業が日本で増えだしたのが約20年前と言われています。その当時のホームページの価格は今よりもグンと高く、100万円~で作るのは当たり前の時代でした。もちろんクオリティやページ数はご察しの通り、決して良いものではなくてもさきほどの相場でした。
そうするとこのような高価格を出してホームページ制作を依頼する企業は限られており、大企業や上場企業、多くの利益を上げている企業しかホームページを持つことはできませんでした。
またそういった大きな企業からの依頼で業者がホームページを作るため、どうしても「下請け」のような仕事となり、言われた通りに作らないと信用が得られない。だから企業に言われたことをそのままホームページに反映させる。そういった時代でした。
現代では、会社の規模関係なしにホームページを持てる時代になりました。価格が安くなったのはもちろん、自分でも作ることができます。
しかし、ホームページ制作会社の「言われた通りに作る」風潮は未だに拭えておらず、どうしても「WEB会社は下の立場」という漠然とした空気が全体に流れています。
一括見積もり比較サイトの存在
また「下請け」感が出てしまう大きな原因としてホームページの一括見積ができてしまう比較サイトの存在が大きな原因です。こういったところで比較をしてしまうと内容比較よりもまず第一に「料金」で比較をしてしまうため、他社に勝つためにどうしても自社の価値を低く見積もらざるを得ません。そうすると低い料金で契約できたものの、その会社やWEB会社をずっと「その価値」で見てしまうため、立場が低い会社というイメージになってしまいます。
ペコペコした対応
WEB制作側も他社との競争なので相見積もりになった際に料金だけでなく「対応」で気に入ってもらう必要がでてきます。そうなった場合、気に入られるために「下手(したて)」に出てしまうため、どうしても立場が低くなってしまいます。
上記3つのことからWEB制作会社は「下請け気質」と周りから漠然と思われているのかもしれません。
ではどうしたらこういった空気感が改善されていくのかを次項で考えてみたいと思います。
WEB制作会社という位置づけでなく「パートナー」
通常、ホームページ制作会社をイメージした際に「ホームページを作ってくれる会社」という風に思われると思います。
では理想の仕事相手との関係は?と質問されたら、どういったことを想像されたでしょうか。
色々と出てきたと思いますが「パートナーのような関係」と出てきた人もいるでしょう。パートナーのような関係になれるには双方が信頼・思い合い、今後一緒になってやっていくような関係性だと私は考えます。単にホームページを作る業者の位置づけであれば前項で説明した「下請け感」が出てしまいますが、パートナーのような関係になれれば「対等」な位置づけになれます。
パートナーであるメリット
ではパートナーのような関係になればどのような世界が広がるかを解説します。
実際ホームページ制作以外にやっていることを抜粋すると
- ロゴ・キャッチコピー作成
- イラスト・画像作成
- 商品ブランド化戦略
- 経営コンサルタント
- WEB系へのプレスリリース
などなど、全て無料でやっています。「え!?無料??本当に??」と思われた方もいると思いますが、本当に無料です。
ではなぜこういったことを全て無料でやるかというと大きく2つ理由があり
- これも含めて成果報酬型だから
- 一生涯お付き合いする覚悟だから
です。目先で考えていたら、デザインやキャッチコピーなど1つ1つの作業に対してお金を請求します。しかしこれでは他の会社とやっていることは同じで、成果報酬型ではありません。また社長や会社も含めて一生涯お付き合いしたいと思えるからやる気が出るし、あれもこれもやってみませんかと自分から企業に意見を出しています。
実際、双方ともに信頼し合える関係「パートナー」だと思い仕事を楽しんでやっております。
このような関係であると、お互いにどんどん新しいアイデアが出てきてさらなるサービスやホームページの向上に繋がり、結果的に売上利益が上がり続けることができます。
どうしたらパートナーになれるのか
ではどうしたらWEB会社とパートナーのような関係になれるのか?
結論:成果報酬型でホームページを作る会社に依頼をする
もちろん、通常のホームページ制作会社でも可能なのですが、「目先ではなく長い目」で見れる会社でないと非常に難しいです。目先だと、お客様側が「ロゴ費用が高いから別の会社にも見積もり取ろうかな」とか「費用ばっかりかかるけど本当に成果がでるのか?」などホームページ制作会社に対しても目先な考えになってしまいます。お互いに目先になるといいことは1つもありません。
成果報酬型でホームページを作成する会社は、そもそも成果報酬というやり方をしている時点で「長い目」で見ています。さらに成果報酬型を通常型との兼業としてでなく本業としてやっている会社はさらなる覚悟があります。
まとめ
それでは今回のブログをまとめます。
WEB会社は世の中の空気的に「下請け感」があるのが現状。これを改善していくには契約する会社と「パートナー」のような関係になる。
パートナーのような関係になれるWEB会社は
- 成果報酬型でホームページを制作しているような「長い目」で見ている会社
- 本気や覚悟のある会社
にホームページを作ってもらえれば関係性はもちろん、売上利益の上がるホームページが必ずできます。今後パートナーのような関係での成功事例を増やしていけばこういった制作会社が必ず増えてくると私は確信しており、そうなれば世の中のホームページ制作会社の見る目がきっと変わってくると信じております。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。