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【SEO恐怖の実体験】検索順位の急下落は誰にでも起こりえる

   

SEOの実体験

先日、当サイト「るじねっと」の検索順位が急落しました。3日間だけでしたが、全くの原因不明な下落に陥り、胃がとても痛かったです。今はすでに順位が元に戻っており、現象は起きていません。

今回のブログはこのような原因不明の検索順位の下落は【誰にでも起こりえる】ということと、起こったときの対策法を実体験を交えてお伝えしていければと思います。

 

SEOの急落が起こった経緯

今回の急落はなんの前触れもなく起こりました。

時期は9月の中ごろで、下がった順位が全体で約22位下落。下の画像を見て下さい。

検索順位の急下落の原因

 

思い出したくない、この悲劇...。

 

検索順位が下がると何が起こるか

「でもたかが平均22位の下落だろう?気にするなって。」

と思われたかもしれませんが、50位から70位に下がったのような「下位から下位」の下落ではなくて、2位から46位とか、2位から29位みたいに「10位以内から下位」に下落することはかなり恐ろしいのです。

その根拠として以前に当ブログでも記事を書きました。

【検索順位とクリック率】

下の表は、
① 米国AOLの検索データ
② 米国コーネル大学の調査データ
③ 米国ブランドソフテック社の調査データ
の3つを利用して、その平均値を四捨五入したものです。

検索結果の1位から10位までのクリック率です。

検索順位クリック率

※ホームページのタネ参照

上の表から何が言えるかというと、「1ページ目に表示されないとクリックしてくれない」ということです。

具体的に解説すると、1位~10位の合計で95.8%ということは11位以下が残りの4.2%ということです。

また1位の45.5%に対して、2位は15.7%と両者だけで3倍近く開きがあります。
しかも落ちた項目がるじねっとが主要キーワードとしていた

  • 「福井 ホームページ制作」など
  • 「成果報酬型 ホームページ制作」など
  • その他「ウェブ制作・hp作成・コンサルティング」等のワード

唯一下がらなかったのが「るじねっと」や「LOOSEY株式会社」などの会社を表すワード。それ以外はほぼすべて急落しました。

当然のことながら、下落している間はお問い合わせ数は「0件」でした。

それまでは主要ワードのほとんどを10位以内の高い順位を維持しており、順調に順位を上げていっただけに今回の急落は「何かやらかしたのか!?」と思うたぐらいの落ちっぷりだったので、様々なチェックをしました。

 

検索順位が急落後にやった「3つ」確認事項

順位が下がったのが分かってから「何が」原因かを夜通し探しました。そこで確証はなかったのですが以下3つのことがちゃんとできているか確認しました。

  • Googleから警告が来ていないかチェック
  • URLのSSL化(http ⇒ https)が検索で反映されているかチェック
  • 順位の大変動が起きていないかチェック

 

Googleからの警告が来ていないかチェック

ネット上で同じように原因不明な急落をした方がいないか検索をしていると、結構多くの方が同じような現象にあっているみたいでした。

その中で多くの方が「Googleからgmail宛に警告メールが届いている」という事例が多かったので、さっそく自分も確認してみました。

しかし、そのような警告メールはもちろん、直近でGoogleからメールすらも来ていませんでした。(迷惑メールフォルダにも入っていませんでした)

むしろ、原因を教えてくれればそれを改善するように簡単に対策ができるのですが、一切教えてくれなかったので困り果てました。

なので、私の場合はGoogleから警告メールは届いていませんでした。

 

URLのSSL化が検索で反映されているかチェック

Googleは少し前から

URLのSSL化を推進しますよ!そうしたら検索順位で少しだけ優遇します。また将来的にはSSL化をしていないとペナルティを課すかもしれないので、お早めに切り替えてね。

と言っており、SSL化推しです。

そもそもSSL化とは

「常時SSL化」とは、金融機関などのWebサイトのように、自サイトのWebページをすべて暗号化することです。 常時SSL化を行うことにより、Webサイトのトップページから、暗号化されたプロトコルを使用した安全なコンテンツであることを示す「HTTPS」が表示されます。

参照:さくらのナレッジ

という風に「http ⇒ https」になることにより、セキュリティが強化されることが期待されます。

実際に下記画像のように「保護された通信」と書かれていたほうが感覚的にも安心できますよね。

常時SSL化の画像事例

当サイトを含め、契約している会社は全てSSL化していたましたが、一応怖かったので各サイトの主要ワードでSSL化されているかどうかを検索してみました。

結論からいうと、全てのサイト問題ありませんでした。

 

因みにSSL化されているかどうかのチェック方法は非常に簡単で、

当ブログで何度も紹介している 体臭クリーニング さんの場合

主要ワードの1つである「体臭 チェック」で検索すると下画像のように出てきます。

常時SSL化の事例画像

このようにSSL化が出来ていれば最初Googleの説明文の最初に上のURLにhttpsが書かれています。

反面、SSL化ができていなかったら・未反映だったら、http無しでURLか、wwwのあとにURLかどちらかになります。見分け方は難しくないですね。

SSLが反映されているかどうかについては、問題ありませんでした。

順位の大変動が起きていないかチェック

Googleは常に「正しい検索順位」を模索してますが、まだまだ検索精度は発展途上のため、今この順位が果たして正当な順位かどうかは分かりません。

その「正しい検索順位」にたどり着くためにGoogleは日々検索アルゴリズムをいじっています。その影響で、時には検索順位が大きく下がったり下がったりすることがあります。

因みに、日々検索順位がどれだけ変動があったかが分かるサイトがnamaz.jpであり、今回の件と因果関係がないか調べてみたところ

因果関係大あり!

でした。2017年9月はものすごく検索順位が動いた月であり、実際に大きく落ちたという事例は数多く見られています。

しかし、今までこんなに落ちた事なかったし(上位の主要ワードが落ちても一時的に5位ぐらい)大変動が大きく起きていたとしても私の不安は払しょくされませんでした。

 

 

いろいろ確認した結果

これら3つのコトを確認しましたが、唯一コレかなと思ったのが3番目の「順位の大変動」かなと思いました。だとしても何もすることはできないです。困り果てて色々と検索していると

「何もしないことが一番の薬」

と書かれている文章をいくつか見ました。

 

何もしなくても順位が戻った事例

そこで「何もしなくて順位が戻った」下記事例を見つけて驚愕しました。

検索順位が落ちてから戻るまで

弊社クライアント様のとあるビッグキーワードの事例です。2014年の夏ぐらいに大きく順位が下落しているのが分かると思います。順位が大きく落ち込んだのはこの夏だけで、それ以降は安定しており今現在も3位前後で安定しております。

コンテンツの充実度と外部リンクのバランスを考え、私は様子見を決め込みました。結果、何事もなく順位は戻りました。

参照:いまどきのSEO対策.com

この事例を見る限り分かることは

  • 担当者が相当我慢強い
  • 順位の下落期間が「2~3ヶ月」続くこともある

ということが分かります。この方は最終的に順位下落の出した結論は

「ただ単にGoogleのアルゴリズムの不安定さによる揺れ」

と導き出しました。

実際に、グーグルのアルゴリズム(検索順位を決定付けするためのルールみたいなもの)が常に変動しており、こういったことはいつでも起こり得るということです。

「るじねっと」の場合

るじねっとの場合も同様に、この「ただ単にGoogleのアルゴリズムの不安定さによる揺れ」による可能性が高く、なおかつグーグル側から何かしらの警告が来ていない以上、「待つ」ことが一番の薬でした。

結果的に、「たった3日間」というべきか、「3日間も」というべきかは分かりませんが、順位を大きく急落し、そして復活しました。

 

まとめ

実体験を元にしたSEOの急落についてまとめていきます。

  • Googleから警告が来ていないときは「ひたすら待つ」べき
  • Googleのアルゴリズムの変動により、一時的に順位が「大きく下がる」ことがある
  • このことは、どんなに真面目にSEO対策をしていても「誰にでも」起こり得る

特に3つ目の「誰にでも」起こり得る今回の現象。

一番怖いのは、広告を使わないSEO対策をメインとしてネット通販だけを収入源としている方。検索順位の急落が起きてしまっただけで、その期間は実質的な【営業停止】状態になってしまいます。

そうならないようにするためには、もちろん真面目にコツコツとSEO対策をして、万が一なってしまったとしても早期原因の発見。また、るじねっとでは、毎日全てのお客様の最新検索順位をチェックしているため、発見が遅くなることはまずないです。

そして、弊社るじねっとと同じパターンだった方は「ひたすら待つ」。アルゴリズムの変動が原因の場合は、正直どうしようもありません。

もし万が一、検索順位が急落して「営業停止」状態になってしまったときのために、常に購入してくれる【リピート客層】も今の内にしっかりと作っておくと被害は少なくて済みます。

事前にできることと言えば、こういった売上に対する対策が一番安心できる方法かもしれません。

以上、検索順位が原因不明に急下落した実体験でした。最後まで見ていただき誠にありがとうございました。

 

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